てくてく歩く

人生100年時代をむかえ、50歳からの後半戦セミリタイア生活をつづるブログ

自給自足を考える 〜田舎暮らしに理想郷はあるのか〜

セミリタイア を考えるとき、誰もが一度は田舎暮らしの半自給自足生活を思い描くのではないでしょうか。

 

かくいう私も間違いなくその一人であります。

  • 月々の生活費はいくらかかるのか
  • 持ち家か賃貸か
  • 自分の年金は何歳になったら支給されるのか
  • 年金はそもそも破綻しないのか
  • 虎の子の貯金で100年時代の人生を逃げ切れるのか
  • あといくら必要なのか

だいたいこんな事を情報を拾い集めながら、何度も何度も皮算用します。

「まちがいだらけでいい」

と、50歳を時限にセミリタイア を決めたときに思いました。

これから先50年のことなんか、どれだけ考えたところでわかりっこないのです。

予算ありきの人生には満たされるものが少ないと思うのです。

 

はたして、ワークライフバランスを自分の理想に忠実にと、都会の喧騒やこれまでの人間関係から縁遠い地で、食べ物は半自給自足、被服は着回して、つつましい倹約生活を描きます。

そして、パソコン一台で、わずかばかりの収入を得られないかと。

 

逆に考えられることは、

  • 農業は想像以上に重労働で不安定
  • 都会とは違う田舎特有の人間関係
  • 交通費や光熱費などは都会より高くつく
  • 通信やインフラが整備されていない

などでしょうか。

 

ところで、「まちがいだらけでいい」と踏み切れたのは、少額ながら投資をしているからです。不動産やリスキーな暗号通貨などを除く、健全な投資である程度生活の足しになる、ということが裏付けになっています。

 

そこで一つの矛盾がおこります。

田舎暮らしで倹約生活をした結果、税金はほとんど払わずに済み、でも公共サービスは使わせてもらう、とても都合のいい、おまけに経済活動の賜物である投資の利ざやはちゃっかり頂戴する。

みたいな。

 

まぁでも、まずはその段階まで行けるのかという話なんですが。

 

個人的な事を言えば、「ひとり」には強い方だが、「ひま」には弱いということ。

付け加えれば、パートナー・家族・友人との良い距離感を保てるのかといったことが重要でしょうが、いまのところ賛成者はなく、理想郷はまだ遠く。

 

とりとめのない、50代のひとりよがり。。。

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