セミリタイア期間をはたして充電期間と呼ぶのにふさわしいかは、およそ疑問が多い。
いずれなにか打ち込めるようなライフワークを見つけることができれば、それは立派な充電期間と呼べるでしょう。
しかし、日々貯金を切り崩し、日に日に生活の緊張感が薄れ、なにをするにもあの頃のように体力と気力がみなぎるわけでもありません。
とすると、これはもう放電期間なのではないかと思うのです。
そんな放電生活の足かせが、
「車」
です。
セミリタイアをはじめて2年間、走行距離は年間1000キロにも満たず。
気づけば今日で3回目の充電をしています。
2019年の車に関わる年間支出(駐車場、ガソリン、高速料金、自動車保険、自動車税など)は20万円弱。これに車検費用が加わると、年間維持費はざっと25万円ほどになります。当然車を買い換えるときもやってくるでしょう。
必要なときだけ使うタクシー料金や宅配送料と考えれば随分おつりが来そうな金額です。
10年以上乗り続けているポンコツ軽自動車ですが、これがなかなか手放せない。
経済的なメリットがないのは百も承知。
ただ、社会に出てからずっと車に乗っていると、その便利さもよくわかっています。
ちょっと雨が降ったとき、真冬の寒い日はやっぱりあれば便利。
ただただ楽に移動したいときなどは、駐車料金までおまけについてきます。
そうはいっても、たまに家族を京都案内したり、旅に連れて出たりするときは、その機動力にとても感謝します。
レンタカーやカーシェアもわかるのですが、よっぽど家の目の前にあれば利用するんだけど、という感じですし、乗りなれていない車はちょっと怖い気もします。勤めていた頃に何度か利用しましたが、妙に緊張したのをおぼえています。
当面は「いずれ事業で車を使うことがあるかも知れない」という不確かな言い訳で手元においておきます。
そのときになってあらためて駐車場を手配するのも何かと不便そうですしね。
買い物にでようとしてセルがピクリともしなかった日のボヤキでした。。。