皆さん、
あけましておめでとうございます。
2020年最初のご報告は家呑みをやめたことです。
かねてから毎日意味もなく義務のように晩酌をすることをやめられないものかと考えていましたが、ようやく踏み切ることができました。
記憶にある限りでは、30歳前後から二十数年間、健康診断の前日以外は毎日欠かさず呑み続けていました。
ただ寝付けないときや、何かを忘れたいときや、やけになったときや、「やっぱりこれだな!」なんて気分のときやら、いろんなことにかこつけて一人で家呑みすることを正当化してきました。
ただ、セミリタイア後の生活では、なんというか、惰性で呑み続けているように感じることが多くなりました。
好きに生きることを選択したことで、自己責任の重さが明らかに変わってきたのです。
夜ふかしするのも自由、何時まで寝るのも自由、何を食べるのも自由、どれだけ呑むのも自由。。。
何をするのも自由、何をしないのも自由。
仕事や環境によらず、すべて自分で決めることができる自由。
そしてすべて自分で決めなければならないのが自由であるということ。
おおげさのようですが、これが結構難しい。
今まで何気なくしていたことが、とても無意味に思えてきたり。
逆にとても大事なことだったと気づいたり。
セミリタイアをはじめて2年でこの境地に立ったのがはたして早いのか遅いのか。
酒は好きだけど、なんのために毎日欠かさず呑み続けているのか、もはや自分でも理解不能であることに気づいてしまったといった感じでしょうか。
それでもなかなかやめられないのが酒。
そこで、家呑み禁酒という都合のいい落とし所にたどり着きました。
好きな酒をやめることはない。
ただ惰性で呑み続けるのはやめよう。
酒宴の席や友と酌み交わす酒はおいしくいただこうということです。
師走の後半から家のアルコール在庫を調整。
実はこれが一番難しかったのです。
長いことビールと焼酎の在庫を切らさないことを心がけていたので、在庫を切らすことが不安でたまらないのです。
呑みたくてしかたないのではなく、買いたくてしかたないのです。
結局焼酎をボトルに少し残して新年を迎えました。
あっけないもので、思いのほかストレスや禁断症状はありません。
アルコール中毒でなかったことにひと安心。
ビールの代わりにフルーツジュースか野菜ジュースを食前にいただき、食後は豆乳を飲んでいます。
なんて健康的なんでしょう。
他にもたくさんのメリットがある予感。
本日にいたるまで、家呑み禁酒継続中。。。