「流行り病ですっかり観光客が少なくなった京都の祇園。
芸者遊びをするつもりでもなければ何の目的でこれだけの人が集まるのかと、いつも不思議に思うのです。
なにしろ四条通りはいつも人が多くて、かと言って、白河沿いや古美術屋街がそれほど賑わっているわけでもなく。
八坂神社と場外馬券売場への通り道だと言われればそうなのですが、それにしても多い。
それがいまはさっぱり。
そんな中でもなるほど観光客を惹きつけるたたずまいの飲食店。
それでも空席は目立ちますが。
元祖お古乃美焼 「壹錢洋食」
ロケーションも絶好ですが、しずる感や細かい客寄せの演出が随所に散りばめられています。
外国人からみたら面白そうなんだろな〜という感じ。
店内にもそこら中に千社札やら店のジオラマやらが目を楽しませてくれます。
「壱銭焼き」
メニューはこれ一本。
お好み焼きでもなし、もんじゃでもなし。
何かと問われれば、「壱銭焼き」としか答えようもなく。
たくさん入ったコンニャクが特徴的で、辛口ソースの濃い目の味付けは子供のおやつというよりは酒のアテ。
イベントの延期や中止が騒がれていますが、セミリタイアの身の上にさして影響はなく。
いよいよ在宅ワークが本格化すると、会社員とフリーランス、YouTuberやただの趣味人すらも区別がつかなくなってしまいそうです。
自分が何者で、何ができるのか、一層考えさせられる今日この頃。。。