京都では有名な四川料理店「駱駝」さん。
随分前から気になっていたものの、なかなか出向く機会もなかったのですが、先日
「京都造形芸大」のアート展におもむく際、ついにお邪魔することが叶いました。
二組ほどの待合があったのでしばらく外観を観察。
中華と言うよりは少しエスニックな趣きがあるたたずまいは、期待をよりいっそうふくらませます。
単品はかなりお値段が張りますが、日曜日でもランチは取り扱っていて品揃えも申し分ありません。
店内に入ると思いのほか空気が澄んでいます。辛口自慢の四川料理店にありがちな目と鼻腔を刺激するような圧と油臭さが全くありません。
ハズレがないことはほぼ確信しているので、あれこれ悩んでしまいますが、ここはやはり「麻婆豆腐定食」を頂かないわけにはいかないでしょう。
大中小を選べるライスは辛さに備えてもちろん「大」。
見た目から想像する旨味の強さと、意外に澄んだ空気感に完全に油断して一口目をいただきます。
確かな旨味の後に、ほとばしる辛味と刺激。
三口目あたりから首から上の汗腺が全開放出状態です。
一呼吸入れればよいものの、旨味に誘われてどんどん箸が進んでしまいます。
半分も食べ終わらないうちに、ライスをおかわり。その隙に汗を拭き取りますが、止まることを知りません。
やみつき麻婆間違いなし!
あらためて店内を見渡すと、ほぼ全ての殿方が汗だく麻婆パニックでした。
たいがいこんなとき、なぜか女性って涼しげ。。。