5月最後の日曜日。
カステラが恋しくて、いつもの店に。
北野天満宮あたりはまだ閑散としていますが、お目当ての店は営業しているようです。
店前で迎えてくれたのは、民族衣装をまとったマネキンです。
前に立つと、どこからか録音された音声が流れます。
マスクを着用の上、入店すること
2名以内で入店すること
手指消毒をすること
案内されるまで店頭で待つこと
店内もビニールシートで区画されていて完全防備。
いまや飲食店に限らず、どこでも言われることですが、ここでもかというやらやれ感はついて回ります。
それでも美味しいコーヒーとカステラがいただけるならと店内に入り、ショーケースにくいいるのですが、あいにくのテイクアウトオンリー営業。
もともと6月から店内飲食再開を予定していた店は多く、むしろ政府が大阪に煽られてフライングした感が強かったのは否めません。
カステラは次回の楽しみにおあずけです。
仕方なく、近場の喫茶店でお茶をすることに。
かたや、出迎えもなく、店頭には使わなくなった什器が無造作に積まれていて、シートで覆う気すらないようです。
給仕トレーには除菌スプレーを常にかかえていますが、慌ただしさの中、使っている形跡はなく。
トイレには清掃中の札が立ったままで、いつまでも放置されています。
やっぱりこの先怖いのは、こうした意識のギャップです。
経済を動かすことと行動自粛が裁定されますが、どちらにしても、真面目で正直者が最後には報われますように。。。
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