ここは五十肩の治療にかれこれ通い詰めている下町の整形外科。
いつも決まって水曜日の午前診療ギリギリに診察券をわたして、2時間待ちを覚悟しています。
早朝から並ぶ御老人たちに太刀打ちする気はさらさらなく、多少早くから並んだところで、2時間以上は待つことになるのです。
緊急事態宣言が解除された最初の水曜日。
いつもは足りなくなるスリッパが下駄箱にぎっしり、待合室もガラガラです。
足腰の弱った御老人たちも、この日ばかりは街へ繰り出したのでしょうか。
なにしろしばらくは病院かスーパーしか行くところが無かったのですから。
注射だけお願いしたのですが、診察室に通されて珍しく問診されました。
その問診内容のひとつひとつが、いかにも御老人扱いなのでした。。。