京都をよく歩きます。
西から東へ、北から南へ、当てもなく歩けど歩けど、飽きることがありません。
聞き覚え、見覚えのある名店に巡り合うこともあれば、名もなき穴場を発見することもあります。ふとした路地や河原の風景に思わず足を止めることもままあります。
おかげでセミリタイア 生活で今のところ退屈を感じたことはありません。
地理や距離感がつかめてくると、頃合いの良い休憩スポットにいきつけるようになります。
京都ホテルオークラもその中のひとつです。
河原町御池の交差点に位置するホテルオークラは地下鉄、阪急、京阪のそれぞれにアクセスがよく、移動の際の起点や中継点に便利です。自然とよく立ち寄るようになりました。
いつしか、シティホテルのロビーやラウンジにふらりと立ち寄るようになりました。
もとはザ・ウィンザーホテル洞爺の支配人窪山哲雄さんの「有事の際にホテルは公器でなければならない」という言葉に感銘を受けたのが始まりです。外観がもつ表情とロビ
ーに入った時に感じる様子を楽しむようになりました。
ラグジュアリーホテルやデラックスホテルからゲストハウスまで、京都には色々なホテルがあります。その中でも飲料やバンケットなど宿泊以外にも多くの用途があるシティホテルとして伝統や格式を守りつつ、決して閉鎖的でないウェルカムフレンドリーで、かつ適度な放置感があるのがホテルオークラです。
よく休憩しては、時にうたた寝することも。すると巡回バスの到着案内のベルが心地よい音色で起こしてくれます。
ラウンジの季節ごとのディスプレイをいくつかお楽しみ下さい。