夏の曇り空に訪れた「東福寺」。
「通天橋」を遠くに確認できた頃、季節外れというのが正しいのかと思わせるほど、あたりは圧倒的な緑。
少し暗い空が緑の深さを際立たせます。
それぞれの季節がその時々の見頃だと思い直します。
あまりの思いつきで、要領を得ない時間に訪れたので、拝観はあきらめて境内を散歩します。
「伽藍」の象徴である「法堂」と「三門」の間にそびえる古樹「イブキ」。
こんな日だから気づけたかもしれないと思うと、あてのない散歩もなかなかどうして。
たかだか人生100年。
「イブキ」の時には到底及ばず。
急がず、力まず、
てくてく歩く。。。