二条大橋をあとにして、久しぶりに岡崎の「蔦屋書店」へ。
3階にあるお気に入りのくつろぎスペースでは、スタッフの方が何やら催しの準備をしています。
聞けば19:00からミニジャズライブがあるとか。
まだ間があるので、お茶をしながら読書で時間を潰します。
あいかわらずのセンスと居心地の良さに、気持ち良くまどろんでいると、ぽつりぽつり関係者の方が集まってきました。
設営のチェックと録画の準備、事前インタビューなどのイメージ撮影をしています。
外の眩しい日差しも和らいだ頃。
設置された受付で世間話をしながら席に案内される聴視者は、どちらも品のあるご年配の方が多く、定員30名で用意された席が少し余裕を持って埋まりはじめます。
開始までに満席になることはなくても、誰が慌てる様子もなく、独特な時間が流れています。
催されたのは、リエージュ・フィル京都公演を直前に控えた世界的なギタリスト「鈴木大介」さんと作曲家「酒井健治」さんのトークセッション&プレミアムライブです。
トークセッション
なるほど、相当な音楽通の方が集まっているようで、静かに始まったトークセッションはとても優雅な空気に包まれていました。
鈴木さんの軽やかなトークと、ゆっくり生真面目に受けごたえする酒井さん。
徐々にその世界観に引き込まれて行きます。
酒井さんが創作活動のため、ローマのヴィラ・メディチに滞在していたというくだりでは、その音楽の確かさと、歴史背景を感じずにはいられないのでした。
ジャン=ポール・エヴァン
トークセッションが一段落すると、ジャン=ポール・エヴァン京都店さんから嬉しいショコラとマカロンのふるまいがありました。
偶然に居合わせた身としては、それはそれはありがたく、そしてとても美味しい。
半信半疑で飾られたハイヒールをあらためると、こちらもまぎれもなくチョコレートで作られたものでした。
プレミアムライブ
演奏が始まると、ショコラでとろけた空気は程よい緊張感を取り戻します。
ビートルズのカヴァーからクラシカルまで、やさしいギターの音色に誰もがうっとりとしていました。
カジモトミュージックさんからストリーム画像が配信されるはずなのですが、今だに発見できず。見つけ次第、あらためて更新させて頂きます。
#リエージュ・フィル 京都公演直前!『#鈴木大介 トークセッション&プレミアムライブ』京都岡崎 蔦屋書店よりライブ配信中✨ https://t.co/I1anzFYWkL
— KAJIMOTO (@Kajimoto_News) June 20, 2019
そして、こちらは本公演の情報です。
ご興味のある方は是非とも。
思いがけず、素敵な出会いに恵まれた1日でした。
これからもいろいろな意味で文化の発信源であってほしい京都です。
五条大橋から見た鴨川の川面はすっかり夜の表情に。。。