西大路通りを下り、八条通りへ向かうと緑の生い茂った一画があります。
とりわけ目立つ大きな「楠」は、平清盛公お手植えのものということですから、その歴史が伺えます。
ここで開運出世を祈願した清盛公は太政大臣に任ぜられたとあるので、ご利益にあやかりましょう。
さして広くはない境内には「寿命社」「弁財天社」「松尾社」「稲荷社」「祖霊社」が祀られています。
「若一神社供水」は日供祭に供えられてきた御神水で、古くから銘水と知られる地下水。開運出世の水として、今でもたくさんの人が水を汲みにやって来ます。
飲用煮沸の注意書きを横目に、いつものようにペロリといただきます。
萌出づるも枯るゝも同じ野辺の草 いづれか秋にあはで果つべき
「平家物語」歌碑
あぁ、人の世の無情。。。
「若一神社」へのアクセス