久しぶりに投資の話です。
興味のない方にはどうでも良いことかと思いますが、退屈な連休中にちょっと嬉しいことがありました。
セミリタイア生活に突入してはや2年。
その間何度かクレジット口座や証券口座の新規開設を試みましたが、やはり肩書上無職ということもあり、社会的な信用もなく、ことごとく審査が通りませんでした。
普段の投資スタンスではIPO(新規公開株)の抽選申し込みで当選した人気銘柄を公開日に成売り、不人気銘柄は長期保有で成長待ちをしています。
デイトレーダーのような反射神経にはあまり自信がないので、投資家としての自覚もとても希薄です。
それらしくパソコンのチャートとにらめっこしても、何もできずに一日が終わります。
2020年は例年よりも店頭公開する会社が多く予定されていたので、楽しみにしていたのですが、折からの流行病相場でほとんどの会社が公開を見送ってしまいました。
大暴落に直面して代案として取り組んだのが、普段手を出さない高配当株主優待銘柄の長期保有狙いです。
3月の落ちるナイフのさなか、20銘柄ほど買い向かいましたが、あまりに変動の激しい相場にそれ以上投資額を増やすことにに正直腰が引けてしまいました。
いよいよ半値戻しまで来ましたが、手持ちの株はいまだプラ転していません。
取引に慣れた銘柄を買い集めていれば、とっくに利益確定できていたのですが。
おまけに堅調だった相場は5月に入った途端に大きく下落。
セルインメイのアノマリーに突入してしまいそうです。
普段から優待狙いの長期保有に慣れていないので、二番底に向かってしまったらせっかく買った株をホールドしている自信がありません。
決算ラッシュのなか、配当金を減配する企業も少なくありません。
そこで、株主優待だけを狙ったクロス取引にチャレンジしてみようと思ったのです。
以前、興味本位で信用取引をしたことはありますが、イナゴ投資家の仲間になるようで、あまり性に合わずそれっきりです。
なので信用取引口座はSBI証券とマネックス証券だけ開設しています。
いろいろ調べたところ、クロス取引にはSMBC日興証券の信用口座を使うのが取引期間も長く、手数料も少なく済むと言うことです。
ということで、先日申込みを済ませ、会社勤めのまま放置していた個人情報も変更したのでした。
本日朝5時に手続き完了のメールが届きました。
これで2番底が来たとしても、すでに保有した銘柄はじっと長期で回復を待ち、並行して毎月優待狙いのクロス取引を最小限のリスクと費用で売買することができます。
ところで、今回SMBC日興証券の口座開設では個人情報をひとひねりしています。
自覚する現在の生活は無職ですが、そこは言ったもん勝ち。
幸い特定口座の昨年の収益はそこそこありますし、個人投資家を気取れば個人事業主として自営業者を名乗るのは自由、特別届け出も必要ないということです。
まずは、一安心。
はたして2番底はあるのか、あればどこまで下落するのか。
そしてクロス取引はうまくいくのか。
これからのお楽しみ。。。