「伽藍エリア」
豊臣秀吉が再建した西大門(仁王門)をくぐると、堂塔の並ぶ伽藍が広がります。
はじめに目に飛び込むのは参道の両側に広がる空き地。
近年の台風被害でたくさんの木がなぎ倒され、伐採されたあとです。
遮るものが無くなって、山風が厳しく吹き抜けていきます。
本堂である「金堂」は豊臣秀吉の命により紀州(和歌山)から移築されたものです。
本尊の薬師如来坐像は病気を癒やし、苦しみを除く仏様。
五重塔は天暦5年(951)に完成した京都府下最古の木造建築物。
観音堂の近くには弁天池や無量寿苑があり四季折々の風景を楽しむことができます。
生かされてこそ文化財。