美味しいものを求めて、あっちをウロウロ、こっちをウロウロ。
御池通りから木屋町を少し下がると、川沿いに面したガラス窓から飲食店らしき様子は伺えるのに、看板は見当たらず。
入り口はどこかとあたりを探ると、ひっそりと半地下へ通ずる階段があります。
おそるおそる扉を開けると、アプローチの怪しさとは裏腹に、スッキリした白壁と土間に天窓から陽が差し込み、手入れされた坪庭の緑を照らしています。
ここは「名前のないラーメン屋」。
それが本当の名前なのか、名前がないからそう呼ばれるようになったのか。
商業的な意図を感じてしまうのはもとの職業柄、セミリタイア した身にはもうあまりどうでも良いことです。
厨房内は清潔感が際立ち、コンベクションオーブンや電磁調理器の類も入れていて、職人気質というよりは、ラーメンを科学してますという感じです。
カウンターの下に引き出しがあり、調味料とカトラリーが。
淡麗スープと濃厚スープをつれとシェアしました。
淡麗スープは日本そばを食べているような不思議な食感と味わいです。
濃厚スープはより今時のラーメンという感じ。
思わせぶりな分、こだわりもお味も申し分なく。
つけ麺のタレはシメにリゾットにしてくれるとか。
見つけられたら、是非どうぞ。。。